夕方のお風呂タイム。
気持ちの切り替えには少し時間がかかるけれど、いざ湯船に入ってしまえば、ほーっと気持ちよさそうな顔。
お気に入りのアヒルのおもちゃを浮かべて、ニコニコしながら手でバシャバシャ。
“入りさえすれば快適”だけど、そこに至るまでの気持ちの移行が、今のかいじゅうくんにはちょっとしたハードル。
🌏ごっこ遊びの世界がはじまっている
最近のかいじゅうくん、遊びの中に“誰か”の存在が出てきた。
人形を横一列に並べて満足げにニッコリ。かと思えば、それを一瞬でバラバラに散りばめてご満悦。
テンションによって、配置が変わるらしい。
歯ブラシで人形の歯を磨く真似をしたり、ギュッと抱きしめたり、たまに投げたり。
“お世話したい気持ち”と“なんか楽しい感情”が交差していて、見ていてとてもおもしろい。
お気に入りはなぜかカレーパンマンと食パンマン。アンパンマンやばいきんまんよりも、サブキャラ派のようだ。
🗣️「ことばの芽」がちょこんと顔を出す
バナナを見て「バナー」と言ったり、「トコトコトコ…」とひとりで言いながら歩いていたり。
まだはっきりと意味のある言葉ばかりではないけれど、“音で伝えようとする力”がぐっと増えてきた。
「いただきます」は言えないけれど、手をパチンと合わせることは覚えた。
お尻を指差して「うんち出たよ」アピールが一度だけあったのも、ある意味すごい進歩!
“ことばを覚えていく前段階”の今、表情や仕草も含めて「伝えたい」があふれている。
🥧夜泣きと授乳、母のゆらぎ
夜中は2〜3回、ギャン泣きで起きる日が多い。
両手で包み込むように横抱きしてスイングトントン。うとうとしてきたら縦抱きでトントン、左右に揺れて、最後はきらきら星の鼻歌でやっと落ち着く。
眠たいとき、甘えたいとき、安心したいとき。
授乳は今でもそんな“心のよりどころ”で、寝る前にフォローアップミルクを飲んでも、それだけじゃ足りないことがある。
そろそろ卒乳した方がいいのかな…と思いながらも、正直なところ寂しい気持ちの方が大きい。
いつまでも赤ちゃんな部分があってほしい。繋がっていたい。
そんな母の本音もある。
独身の頃、「こんな月齢でまだ授乳してるなんて、親離れ子離れできてないんじゃ…」と思っていた自分。
でも、今はまったくちがう。
目の前のこの子と過ごして、ようやくその意味がわかってきた。
卒乳は、体よりも心の準備が必要なんだと、毎晩のトントンが教えてくれる。
📦 しめくくりメモ:1歳8ヶ月、ことばと心のゆらぎ
・ごっこ遊びの中に“誰かを思う気持ち”が芽ばえてきた
・ことばにならない音やしぐさにも「伝えたい」がたっぷり詰まっている
・夜泣きや授乳の中で育つ、子どもの安心感と、親の葛藤
・“卒乳”は親子で一緒に越えていく、小さな心の節目かもしれない
毎日が初めての連続で、うまくいかない日もあるけれど、
かいじゅうくんの中には、確かに“こころの成長”が息づいている。

📘次回は、「1歳8ヶ月の暮らしを支えるアイテムたち」をテーマに、わが家で実際に役立っている育児グッズや工夫をご紹介します。
毎日をちょっとラクに、ちょっと楽しくしてくれる仲間たち。こちらもどうぞお楽しみに◎
ー みんなからのおたより ー